GREETINGS!
高知から横須賀に越してきたのが2018年の6月だったので、この正月で7年と半年が経つ。
見ず知らずの土地へと妻と二人で移住してきたのには、これと言った理由や目的があったわけでもなかったのですが(※この辺に関してはまた追々書くと思いますが)、都会から地方へと新天地を求め移住する人が多い中、時代のトレンドに逆行してというか、昔ながらの『上京』や『経済的豊かさを求めて都会へ出る』といった理由のほうが大きい移住であったと思います。

さて、当ブログを始めるにあたって、いくつかのテーマの中で僕が長年考えている主な一つが、『地方の未来』について。僕の言う地方とはつまり高知県の事なのですが、全国に先駆けて少子高齢化、人口減のはじまった先進国、いや衰退地域のロールモデルのような県である高知の未来を考える事は、その他の衰退を免れない地方全体の未来を考える事でもあると考えるのです。
都会へ出て行ったくせに地方の未来を語るな、というのが、地元に根を張って生活している人たちの素直な気持ちにはあると思います。帰省したときに気のおけない同級生たちと飲んだ際にもストレートにぶつけられる感情で、そこには複雑な思いが込められています。
実際には、長年地元で根を張り生活の基盤も家庭や交友関係も築きあげ、幸せな暮らしを送っているけども、体感する地域の衰退に身を委ねながら、『最終的にはどうにかしなければならない問題』として常に心の片隅付ある、全国的に見ても解決策などなく、官民様々な取り組みをしていても、なかなか打開策を打ち出せない。詰まるところ、人口の増減は自然の摂理として、身を委ねるしかない、と自然派の人の多い高知県民は考える他なくなるのです。それでも、人口が減れば地場産業も財政も成り立たなくなり、日々の暮らしや子孫の人生にも直結する問題。

僕は行政のプロでもなければやり手の実業家でもないので、小さな行動や企画の中から地方を豊かに出来ないかという視点で考えたいと思います。内側からはなかなか見えない問題点、客観的な視点が不可欠だと思います(この辺に関しても追々掘り下げていくテーマとします)。
今回は初回の挨拶分として端折って書くと、地方で何かアクションを起こすためには『権威』とか『知名度』が必要だと感じます。ポジティブにいえば『実績』であったり『資本力』。つまり、地域や行政を動かすにはなんらかのパワーが必要になります。そして、僕自身には現時点で何のパワーもありません。さらに言えば、40歳過ぎてさしたる実績もない人間が、そのまま地元にいても、成長の伸び代は限られていると思いました。それは、高度成長期のように地域が右肩上がりの時代ではなく、衰退のフェーズに入っていればこそ感じた感覚だった。
誤解なきよう書かせていただくと、地元に長年根を張って生きてきた方々には勿論尊敬の念があり、今まさに様々な活動や行動を起こしている方々にも同様です。将来的には高知へ戻る可能性は大いに有ります。その上で、思ったこと、時には失礼な事も書かせていただくと思いますが、どうぞ温かい目で受け取っていただけると幸いです。
日々の造園業という生業を通して感じた事、首都圏やその他の地域の事などを綴っていきたいと思いますので、たまに見ていたらだければ嬉しいです。
それでは。

コメント