除草・剪定受けたまわります!

高知と神奈川

高知県と神奈川県は、同じ太平洋に面して東西に長い海岸線をもち、温暖で農業や漁業が盛んだという共通項をもつ。しかし、その人口や経済の規模は天と地ほどの差があることは周知の事実だと思います。

その格差は一体どこに原因があるのだろうか。そんな素朴すぎる、だいたい薄々はわかっている事を、移住した当初は探ってみたいと思った次第でした。

高知

高知は四国の南側の太平洋沿いに位置する県で、中世以前からの「土佐国」がそのままの形で県となり、四国の他の3県で瀬戸内海側の愛媛、香川、徳島との間には石鎚山や剣山を有する険しい山地により隔てられています。

したがって、他県へのアクセスは今でも悪く、四国は海にも囲まれているため、橋で繋がっているとは言え高知の人にとって本州側へ渡る事はかなり気合いを入れなければならない。神奈川の人が箱根の山を越えるのとは訳が違うのです。

なので、高知は昔から独立した行政機能を備え、大都市圏に依存しない独立した自治体として、独自の風土を形づくりながら発展してきた歴史があります。

独特の風土とは、鎌倉期の武士の豪快さと、東南アジア的な漁民社会のブレンドというか、外部との交流が限られた地理的影響と、南宋朱子学という古い儒の価値観が幕末を経て今に残ってたり、荒々しい自然と対峙しながら、装飾的な文化よりも実質的なものに重きを置いた考え方や生活を人々は好む傾向がつよいという感じ。そのあたり『いごっそう』や『はちきん』と称される土佐っ子気質を育んできたと思われます。

) しかしながら、江戸期以降の治水や土木に際して多くの命懸けの労役をこなしてきた土佐人たちが作ってきた城下町(現高知市)の質実剛健な風格は、その荒っぽくも清々しい土佐人の気質をよく表している。(と個人的には思う)

神奈川

神奈川県は人口377万人を有する大都市横浜を筆頭に、江ノ島のある藤沢・茅ヶ崎・平塚などの湘南エリアや、鎌倉、逗子葉山、横須賀などのある三浦半島、多摩川を境に東京都と隣接する川崎、それに温泉地の箱根など、全国的に有名な町を多く有する県です。

相模湾越しに富士山を仰ぎ、温泉地など自然が豊かでありつつ、隣に東京があるという、恵まれ過ぎるにも程があるという県であると思います(地元の人はそれが当たり前だと思っている)。

横須賀

三浦半島の約半分ほどを占める街で、米海軍が駐留していることでも有名。縁もゆかりもない横須賀に居を定めたのは、際限無く広がる関東平野の中で、三方を海に囲まれた三浦半島はこちんまりとしたエリアで、東京方面へのアクセス、自然、逗子、葉山、鎌倉といった魅力的な町々があり、面白そうだと思ったからでした。(横須賀の事はまたのちに色々と書いて行きたいと思います)

人口減と高齢化に悩む高知今でも人口が増え続ける神奈川。経済的にも雲泥の差がある2県を比べて、その違いは何かという疑問。答えは、高知の人が怠け者な訳でも神奈川の人が有能なわけでも無く隣に東京があるか無いかというその一点につきるという事ですね。それではまた。

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